「安い制作費」の裏にあったセキュリティの穴

制作費の安さを喜んでいたビジネスマッチングサイトを確認したところ、セキュリティの穴が多数見つかり、結局は修正費用のほうが高くついた経験です。

執筆者
執筆者執筆者

運営者・AIエンジニア / IT歴36年以上

鍵のアイコンが表示された画面を心配そうに見るエンジニアの写真
セキュリティの穴に気づいた場面のイメージ

重要ポイント

  • 時期: 2006年ごろ
  • 相談者: 知人の起業家
  • 状況: PHP・MySQL製ビジネスマッチングサイトの制作費の安さを歓迎
  • 実際: セキュリティの穴が多数

Q. どんな案件だったのですか?

A. 知人の起業家がビジネスマッチングサイトをPHPとMySQLで作ってもらい、その制作費の安さをとても喜んでいました。金額だけを見れば、たしかに割安な案件でした。

Q. なぜ、そこまで安く作れていたのですか?

A. 詳しく確認すると、本来必要なセキュリティ対策や、テストにかける工数が省かれていたことが分かりました。見た目には普通に動くサイトなので、専門家でなければ気づきにくい部分です。

Q. 実際に確認してみて、どうでしたか?

A. サイトの中身を確認してみると、セキュリティの穴が多数見つかりました。基本的な対策が施されていない箇所がいくつもあり、このまま運用を続けるのは危険な状態でした。

Q. 最終的にどうなったのですか?

A. 見つかった問題を一つひとつ修正していくことになり、その修正費用は、最初から適切な水準で作ってもらった場合の費用を上回るものになりました。

Q. こうした「安さの裏」は、契約前にどう見抜けばいいのですか?

A. セキュリティ対策やテストの工程が見積もりに明記されているかを確認するのが有効です。金額の内訳に「テスト」「セキュリティ確認」といった項目が見当たらない場合は、注意が必要だと考えています。

運営者メモ

制作費が安いこと自体は悪いことではありませんが、その安さがどこから来ているのか、削られているのは何なのかを確認しないまま契約すると、あとで何倍もの費用を払う羽目になります。

見た目や動作だけでは分からない部分にこそ、専門家によるチェックの価値があります。安さの根拠を確認する習慣は、どんな発注にも共通して持つべきものです。

見積もりに安全対策やテストの項目が明記されているかどうかは、契約前に必ず確認すべきポイントです。

この記事を書いた人

執筆者
執筆者

運営者 / AIエンジニア(IT歴36年以上)

  • IT歴36年以上
  • IBM認定 生成AIエンジニア
  • 神田昌典氏 認定ライセンシー
  • 中小企業・スタートアップのCTO代行・技術顧問

IT歴36年以上の運営者です。長年の実務経験と最新の生成AIを掛け合わせ、中小企業・スタートアップが技術の意思決定に自信を持てるよう、現場目線で記事を書いています。

AI導入の無料相談

御社の課題をお聞きし、最適なAI導入プランをご提案します。

無料相談を予約する(0円・30分)