「WordPressはSEOに強い」という思い込みを正した話
「WordPressを使っていればSEOに強い」と信じ込んでいた知人の起業家に、実際には表示速度がSEOに不利に働くことがあると説明し、2つの改善策を提案した経験です。

重要ポイント
- 時期: 2021年ごろ
- 相談者: 知人の起業家
- 誤解: WordPress=SEOに強い
- 実際: 動的生成による表示速度の低下
- 提案: キャッシュプラグイン、またはNext.jsでの再構築
Q. どんな思い込みがあったのですか?
A. 知人の起業家と話していたとき、「WordPressを使っていればSEOに強い」と信じ込んでいることに気づきました。WordPressはブログやウェブサイトの制作でよく使われているため、こうした思い込みは珍しくありません。
Q. なぜ、こうした思い込みが広まっているのですか?
A. WordPressを使っている有名サイトが多いことや、SEO関連の情報発信でWordPressがよく紹介されることが背景にあると思います。ツールの人気と、そのツールの標準設定の性能は、別の話だという点が見落とされがちです。
Q. 実際にはどうなのですか?
A. WordPressは標準の状態だと、訪問者がアクセスするたびにその場でページを生成する仕組みになっています。これによって表示速度が遅くなりやすく、表示速度は検索エンジンの評価に影響する要素の一つなので、かえってSEOに不利に働くことがあります。
Q. どんな対処法を提案したのですか?
A. 2つの方向性を提案しました。1つは、キャッシュ用のプラグインを導入し、生成済みのページを使い回すことで表示速度を改善する方法。もう1つは、Next.jsのような技術でサイト全体を作り直し、根本的に高速な仕組みに変える方法です。どちらを選ぶかは、予算や今後の拡張性によって変わってきます。
Q. 表示速度の問題は、WordPress以外のツールでも起こり得ますか?
A. 起こり得ます。どんなツールであっても、標準設定のまま使えば必ず速いというわけではありません。ツールの名前ではなく、実際の表示速度を計測して確認する習慣が、どんな技術選定にも必要だと考えています。
運営者メモ
使っているツールの名前だけで安心せず、その裏側の仕組みまで理解して判断することの大切さを、あらためて伝える機会になりました。
道具の名前だけで安心してしまうのは、技術に詳しくない経営者だけの話ではありません。専門家であっても、標準設定のままの性能を過信しないよう、常に確認する姿勢が必要だと考えています。
ツールの評判ではなく、実際の表示速度を計測して確認する習慣は、どんな技術選定にも欠かせません。

