経営者への説明は「コスト・リスク・時間」の3つで

技術が専門ではない経営者に技術的な判断を説明するとき、専門用語ではなく「コスト」「リスク」「時間」の3つの軸に置き換えて伝えている方法についての話です。

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運営者・AIエンジニア / IT歴36年以上

コスト・時間・リスクのアイコンが描かれた紙を見せながら説明する写真
経営者への説明で使う3つの視点のイメージ

重要ポイント

  • 相手: 技術が専門ではない経営者
  • 方法: 専門用語を使わず「コスト・リスク・時間」に置き換える
  • 具体例: クラウド移行の説明

Q. 具体的にはどう説明するのですか?

A. 例えば、システムをクラウドに移行するかどうかという相談であれば、「クラウド」や「オンプレミス」といった言葉を並べるのではなく、「初期費用は減るが、毎月の固定費は増える。その代わり、障害が起きたときの対応は早くなる」という形で、経営判断の材料として提示します。

Q. なぜ、この3つの軸を選んだのですか?

A. 経営者が普段から意思決定に使っている物差しだからです。技術用語には馴染みがなくても、コスト・リスク・時間であれば、他の経営判断と同じ基準で比較検討できます。

Q. なぜ、こういう伝え方にしているのですか?

A. 技術的に何が優れているかではなく、経営としてどの選択肢が今のフェーズに合っているかを判断してもらうことが目的だからです。技術の話を技術のまま伝えても、経営者は正しい判断のしようがありません。

Q. CTO代行の役割として、どう考えていますか?

A. 専門知識を経営者に代わって「持つ」ことだけでなく、その専門知識を経営判断に使える形に「翻訳する」ことだと考えています。

Q. 経営者からの理解が得やすくなった、と感じる瞬間はありますか?

A. 数字で比較できる形にしたとたん、それまで曖昧だった質問が、具体的な「では、こちらにしましょう」という決断に変わる瞬間があります。翻訳がうまくいったサインだと感じています。

運営者メモ

この3つの軸での説明は、これまでの数多くの相談の中で磨いてきたやり方です。

技術者が陥りがちなのは、正確さを追求するあまり説明が専門的になりすぎることです。経営者にとって本当に必要なのは、正確さよりも「判断できる形」に整理された情報です。

経営者向けの説明では、正確さよりも「判断できる形」に情報を整えることを優先しています。

この記事を書いた人

執筆者
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運営者 / AIエンジニア(IT歴36年以上)

  • IT歴36年以上
  • IBM認定 生成AIエンジニア
  • 神田昌典氏 認定ライセンシー
  • 中小企業・スタートアップのCTO代行・技術顧問

IT歴36年以上の運営者です。長年の実務経験と最新の生成AIを掛け合わせ、中小企業・スタートアップが技術の意思決定に自信を持てるよう、現場目線で記事を書いています。

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