「不安だから多めに」をやめてサーバ費用を半分にした話

「アクセスが急に増えたら困るから」という不安だけを根拠にした過剰なサーバ構成を、実測データに基づいて見直し、費用を半分にした経験です。

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運営者・AIエンジニア / IT歴36年以上

サーバーラックの前で電卓とグラフを確認するエンジニアの写真
サーバー費用を見直す場面のイメージ

重要ポイント

  • 課題: サーバのスペック過剰
  • 対応: アクセスログの実測に基づく再設計
  • 結果: 月額費用をおよそ半分に削減

Q. どんな状態だったのですか?

A. 「不安だから多めに」という感覚で、実際に必要な量よりも多めのスペックを確保していました。一見堅実に見えますが、根拠のない余裕にコストを払い続けているということでもあります。

Q. なぜ、そのような構成になっていたのですか?

A. サービスが急に注目されてアクセスが跳ね上がる可能性を心配し、余裕を持たせすぎていました。実際にそうした事態は稀にしか起きないのですが、「起きたら困る」という不安のほうが判断を支配してしまっていました。

Q. どう見直したのですか?

A. 実際のアクセスログを取り出して分析し、本当に必要な処理能力がどれくらいかを数値で確認しました。ピーク時のアクセス数、時間帯ごとの傾向を見ながら、必要十分な水準を割り出しました。

Q. 結果はどうなりましたか?

A. 月額のサーバ費用をおよそ半分まで下げることができました。パフォーマンスが落ちるようなこともありませんでした。

Q. サーバ費用の見直しは、どれくらいの頻度で行うのが望ましいですか?

A. 事業の成長スピードにもよりますが、半年から1年に一度は、実際のアクセスログをもとに構成を見直すことを勧めています。事業が伸びているときほど、費用の見直しは後回しにされがちなので、定期的な点検が効きます。

運営者メモ

中小企業やスタートアップでは、クラウドの費用が事業の成長とともに気づかないうちに膨らんでいくことがよくあります。定期的にアクセスログを見直すだけで、削減できる余地は多くの現場に残っています。

「念のため」という言葉は、コスト管理においては要注意のサインです。感覚ではなく数字で語れるようにするだけで、無駄なコストの多くは見えてきます。

「念のため」という言葉が出てきたら、それは感覚ではなく数字で確認すべきサインだと考えるようにしています。

この記事を書いた人

執筆者
執筆者

運営者 / AIエンジニア(IT歴36年以上)

  • IT歴36年以上
  • IBM認定 生成AIエンジニア
  • 神田昌典氏 認定ライセンシー
  • 中小企業・スタートアップのCTO代行・技術顧問

IT歴36年以上の運営者です。長年の実務経験と最新の生成AIを掛け合わせ、中小企業・スタートアップが技術の意思決定に自信を持てるよう、現場目線で記事を書いています。

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