ネットの画像を無断で使っていたウェブサイト

ウェブサイトにネットで見つけた画像を多数、そのまま使っていた知人の起業家に、著作権侵害のリスクを説明し、正当な画像サービスの利用を勧めた経験です。

執筆者
執筆者執筆者

運営者・AIエンジニア / IT歴36年以上

モニターに並ぶ写真サムネイルを指差して説明するエンジニアの写真
ウェブサイトの画像利用を確認する場面のイメージ

重要ポイント

  • 時期: 2016年ごろ
  • 相談者: 知人の起業家
  • 状況: ネット画像を無断使用
  • 提案: 正当な画像サービスの利用

Q. どんな状況だったのですか?

A. 知人の起業家が運営しているウェブサイトで、ネット上で見つけた画像を多数、そのまま使っていることに気づきました。本人にはおそらく悪意はなく、単に「ネットにある画像を使うのが当たり前」という感覚だったのだと思います。

Q. なぜ、こうした認識のずれが起きやすいのですか?

A. 検索すれば簡単に画像が見つかり、ダウンロードするのも一瞬なので、権利関係を意識する機会自体が少ないのだと思います。技術的なハードルが低いことが、かえって権利意識を薄れさせている面があります。

Q. どう伝えたのですか?

A. 他人が権利を持つ画像を許可なく使うことは著作権侵害にあたり、あとになって指摘を受け、賠償や使用差し止めを求められるリスクがあると説明し、正当な権利処理がされている画像サービス(ストックフォトサービスなど)を使うようアドバイスしました。

Q. 画像以外にも、同じような権利関係の見落としはありますか?

A. 文章やロゴ、フォントなどでも同様の見落としをよく見かけます。素材は「見た目が問題なければ使ってよい」と思われがちですが、権利の有無は見た目からは分からないという前提を持つことが大切です。

運営者メモ

画像の著作権に関する意識は、事業を営む人であっても十分に浸透していないことが少なくありません。ウェブサイトやシステムを見るとき、機能や見た目だけでなく、使われている素材の権利関係まで確認することも、技術顧問として大切にしている点の一つです。

著作権のリスクは、指摘されるまで気づきにくいという点で、セキュリティの問題とよく似ています。定期的な棚卸しの中に、権利関係の確認も組み込むべきだと考えています。

素材の権利関係は見た目からは分からないという前提を持つことが、著作権トラブルを避ける第一歩です。

この記事を書いた人

執筆者
執筆者

運営者 / AIエンジニア(IT歴36年以上)

  • IT歴36年以上
  • IBM認定 生成AIエンジニア
  • 神田昌典氏 認定ライセンシー
  • 中小企業・スタートアップのCTO代行・技術顧問

IT歴36年以上の運営者です。長年の実務経験と最新の生成AIを掛け合わせ、中小企業・スタートアップが技術の意思決定に自信を持てるよう、現場目線で記事を書いています。

AI導入の無料相談

御社の課題をお聞きし、最適なAI導入プランをご提案します。

無料相談を予約する(0円・30分)